たまにテレビを見て感心することがあります。
例えばプロ野球選手や宇宙飛行士などが小学生だった頃の学校文集などに、
「将来の夢」が「プロ野球選手になる!」とか「宇宙に行く!」といった内容になっていることです。
僕が小学校の頃は全くそんな事は考えておらず、
何を書いたかも覚えておりません。
やはり、念じていることは叶うものなのでしょうか。
ただ、そんな感心事について少し考えてみました。
当然のことですが、プロ野球選手になりたい子供は、
その当時から少年野球をやっていたのだと考えられます。
宇宙に行きたいと言った子供も、
おそらく親か周りの人の中に宇宙に対しての深い見識がある方がいたのだと思います。
日本で生まれ育った子供が英語をネイティブに話せないのと同じで、
自分が関わっていない(経験がない)ものを子供が表現できることは極めて少ないと思うのです。
政治家や資産家などにおいても同じで、
自分の親が政治家であったり、
ビジネスを成功させている人であったりと大体そんな感じが多い気がします。
僕は歴史の三国志が好きなのですが、
そこに出てくる英雄曹操においても、
先祖から皇帝に仕える家柄で、
大変な資産家だったそうです。
高度な学業を積み、
お金の力もあって曹操自身も当時の皇帝に仕え、
当然本人の能力もあって、
戦乱の世の三国時代にトップの座についたわけです。
僕は子供の頃は千葉の田舎で育ちましたので、
少年野球やサッカーができる環境などはなく、
おそらく周りに宇宙に見識を持っている人もいなかったように思います。
将来の夢は自身自身で決める事ですが、
少なくとも子供の内は選択肢の多い環境にしてあげることは非常に重要だと思います。
うちの長男も中学1年生になり、
陸上部に学習塾にと頑張っております。
見ていてすこし大変そうですが、
まだ分からない将来の夢に向かって頑張ってほしいです。
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